愛犬/愛猫が亡くなったらどうする?ペットのお見送りや葬儀の方法は?

愛犬愛猫が亡くなったらやるべき見送り方法火葬手続き

尻尾ぶんぶん振りながら、ニコニコしているうちのアイドル犬。まだ6歳だけど、いつかはやってくる別れの日。そう思わせたのは、相次いで友人たちの愛犬が天寿を全うしていったから。。。そして、私自身が終活ガイドの資格(人間の終活ですが)を取得したことで、愛犬のことも考えるようになったから。

この記事で分かること
・愛犬/愛猫が亡くなったらどうするの?
・火葬や葬儀はどうするの?
・火葬や葬儀にかかる費用は?
この記事は、獣医師監修の冊子及び愛犬を亡くした友人からの話で書いています
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愛犬(愛猫)が亡くなったら準備するもの

愛犬が亡くなったら、悲しくて悲しくて、本当に悲しくて… でも虹の橋へと旅立つ愛犬をしっかりと見送らなければいけません。

愛犬愛猫が亡くなったらやるべきこと

闘病生活が続いた愛犬、突然の病気や事故で亡くなってしまった愛犬、まずは体をしっかり清めてあげます。

・棺(棺の代わりになるもの)
・ペットシーツ(トイレシート)
・愛用していた布団やタオル
・保冷剤
・お花

タオルやガーゼで体を拭いてあげます。
人間と同じように、愛犬(愛猫)も亡くなると死後硬直で体の筋肉が硬化していきます。硬直が始まる前に、口やまぶたを閉じてあげたり、自然な姿で眠らせてあげましょう。

ももつ
ももつ

友人は愛犬が亡くなる時にそばにいたので、亡くなって体がまだ温かい間はずっと抱き続けてたそうです

愛犬の大きさにあった棺の準備が必要になります。段ボールも棺の代用品になりますが、ペット用の棺もあり翌日到着のものも多いので、チェックをしておくと良さそうです。

愛犬を棺の中に安置するのですが、排泄物や体液がしみ出てしまう可能性があるので、棺の底にはペットシートを敷きます。

ペットシーツの上に、日ごろ愛用していた布団やタオルを敷いてあげてから愛犬を安置します。

手足を寄せてあげて、愛犬の背中が丸くなるように寝かせてあげるのが理想ですが、死後硬直で筋肉が硬くなってしまっている場合は、無理せずにそのままの状態で寝かせてあげます。

ももつ
ももつ

愛犬が亡くなっても1日ほど布団に寝かせてあげて、最後のお別れの時に棺の中に安置する飼い主さんもいます。お布団に寝かせる時にも、背中が丸くなるように寝かせてあげると良いですね。

お布団に寝かせる時にも、布団の下にはペットシーツを敷いておくことをおすすめします。

愛犬を安置する際に気をつけること

愛犬の死後、腐敗や損傷を防ぐために保冷剤、ドライアイスや氷を使って体を冷やしてあげます。

保冷材やドライアイスはタオルにくるみ、氷を入れたビニールは直接体に当てます。お腹や頭を冷やしますが、最初に腐敗するお腹(腸)を冷やします。

季節にもよりますが、保冷剤や氷が溶けてくるので交換が必要です。

氷を入れたビニール袋は約3時間、保冷材は約6時間、ドライアイスは約24時間で冷却効果が薄れてくるそうです。

ドライアイスは、コンビニやスーパーで購入することができません。
近くに葬儀場があれば状況を説明して分けてもらうか、ネットで購入することもできます。
また、取扱いには十分気をつけてください。

保冷材の交換の際には、体液が出てしまうこともあります。素手で触れないように注意が必要です。

もし交換中に体液や血液などが手に付いてしまった時は、手は石鹸を使って洗い流し、愛犬の体はやさしくガーゼで拭いてあげてください。

 

愛犬へのお供え

葬儀までは、愛犬が好きだったおやつやおもちゃ、お水やフードをお供えしてあげます。

愛犬愛猫が亡くなったらやるべき見送り方法火葬手続き

お花を供えてあげて、最後に棺の中に一緒に入れてあげると良いです。火葬にする時もお花だと棺の中に入れたままにできるので。

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愛犬(愛猫)の葬儀の方法

気持ちが落ち着いたら、愛犬のお見送りする方法を考えます。なかなか気持ちの整理がつかないと思いますが、愛犬のことを考えて体が損傷する前に。。。

そして今まで一緒に生活してきた最愛の家族を一番良い方法で見送ってあげたいですよね。

葬儀にはペット火葬、自宅供養、自治体へ依頼する方法があります。自治体へ依頼する方はほとんどいないと思いますが、一応どのようにするのか方法を記しておきます。

愛犬(愛猫)を自宅供養(土葬)するには

自宅に庭があり、愛犬や愛猫がよく遊んだからこの庭に供養してあげたいという方がいると思います。

火葬してから骨を庭に埋めてあげる方法もありますが、火葬をせずに庭に埋葬してあげることもできます。

愛犬がしっかり入る大きさで、深く穴を掘ります。そこへ石灰をまき、埋葬をしてあげます。
石灰は、有機物の分解をうながす効果を持っているので、遺体が腐敗することで発生する病原菌を抑える効果が期待できるそうです。

動物の亡骸は、廃棄物処理法により一般廃棄物として扱われるので、不特定の場所に遺棄しても「死体遺棄」にはなりません。とはいえ、飼い主が所有権を持たない場所に土葬すると法律に触れることもあるので、注意が必要です。

土葬に適さない、禁止されている場所
・国有地
・公共の公園など
色々な条件をクリアーしたとしても土葬にすることで、腐敗臭がでてしまうこともあります。野生動物に掘り起こされてしまうこともあるので、できることなら火葬してから庭に埋葬すると良さそうです。

愛犬(愛猫)を自宅供養(土葬)する料金は?

自宅の庭に埋葬するのであれば、基本的に料金はかかりません。

石灰や業者に依頼して穴を掘る

愛犬(愛猫)を火葬するには

ペット火葬の専門業者に依頼するのが一般的です。

ペット火葬の業者は24時間365日受付をしてくれているところもあります。私の友人のほとんどは、愛犬の火葬を専門の火葬業者に依頼しているので、友人の話を参考に専門業者への依頼方法を書いています。

ペット火葬の業者の中には、見積もり金額と違う料金を請求してくることもあるので気をつけてください!

24時間365日受付をしてくれる【ペット葬儀110番】は、日本全国にあるペット火葬業者への取次をしてくれるサービスです。

家の近所にペット火葬をしてくれる葬儀場があれば良いのですが、ない場合はタウンワークなどでペット火葬業者を探したりする方法もあります。

都内に住む友人は、愛犬を亡くした際にペット葬儀110番に依頼したのですが、1時間以内に火葬車で来てくれたそうです。ちなみに、電話で火葬の見積もり依頼した時間は朝の6時。。。

電話をかけてから2時間後には、愛犬(小型犬3キロ)がお骨になっていたそうです。

火葬車とは
車にペット専用の火葬炉がついた特殊な車両です。近所への配慮のために、会社名など無記名なことが多いようです。また煙や臭いを発生しにくい構造になっているそうです。

家の近所に火葬炉のあるペット霊園やペット葬儀社があるようでしたらお願いをします。

ペットの亡骸は、法律上「一般廃棄物」とみなされるため、人間の火葬場を使用することが出来ない自治体がほとんどです。

ペットを火葬してくれる自治体もあるようですが、合同火葬が一般的で返骨対応していないところも多いようです。

保健所でも火葬はしてくれます。しかし、ペット(動物)の亡骸は「一般廃棄物」としてみなわれてしまうので、ゴミとして焼却をされてしまいます。このページに来ていただいた方の中に、保健所へペットの火葬を依頼する方はいないと思いますが、情報として記させて頂きます。

愛犬(愛猫)を火葬にする料金は?

【ペット葬儀110番】 を例に見させて頂くと、8,500円(税抜)からのようです。

愛犬の大きさによって料金も変わってきますし、供養のプランによっても料金が変わってきます。

ペットの引き取りをして、合同火葬をし提携霊園へ埋葬するプランが一番安いのですが、個別火葬をしてほしい、お骨上げをしたい、返骨してほしいなどの希望によっても料金が変わってきます。

愛犬愛猫が亡くなったらやるべき見送り方法火葬手続き

更に詳しく葬儀プランを確認できます ⇨【ペット葬儀の料金を確認する】

愛犬(愛猫)のメモリアルアイテムを準備

ペット用のお仏壇や骨壺があります。

愛犬愛猫が亡くなったらやるべき見送り方法火葬手続き

専用のものを購入したり、ハンドメイドの骨壺を準備してみるのもよいかもしれません。

こちらに紹介する骨壺は、インドの職人さんがオールハンドメイドしたものです。人間用として実際に、毛髪やお骨をお手元供養用として使用されている本物の骨壺です。

メモリアルアイテムをチェックする

最後に

大切な大切な家族を失った悲しみは深いです。

愛犬を亡くした時は、登録した自治体・役所に30日以内に届け出をしなければいけません。なぜならば狂犬病予防の注射のはがきが毎年届くからです。はがきは届くけど、愛犬はいないから…と放っておくと、20万円以下の罰金となることもあるようです。

是非、後悔のない方法で虹の橋に向かう愛犬、愛猫、ペットを見送ってあげてください。

虹の橋

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